代々木に一軒の書店がありました。台湾出身の簡木桂氏(1929-)が経営する、東豊書店です。その東豊書店が、本年六月末をもって閉店したことは、中国学を治める人々にとって、残念なことですが、ビルの老朽化というやむを得ない事情もあり、私も一人の客として、いつかこの日が来るものと覚悟だけはしていました。
朝日新聞の今村優茉記者が、この書店の閉店を惜しみ、良い記事を書いてくださいました。よろしければ、ぜひご一読ください。
https://withnews.jp/article/f0190718000qq000000000000000W04e10401qq000019400A
私もインタビューに答え、また写真も提供しましたが、東豊書店の恩恵を受けたのは、むろんのこと私ばかりではなく、中国研究に携わるきわめて多くの教師・学徒でありました。いまは、こう言いたいと思います。簡さん、これまでありがとうございました!
中国の古典籍を学ぶために欠かすことのできない目録学。もともと、2016年3月に開催した「東京漢籍セミナー」にて講演したものを書籍化したものです。なるべく多くの方に読んでいただけるよう、三人で工夫して書いてみました。お読みいただければ幸いです。